本格的に、夏が始まり、月歩は、ダッシュメニューでくたばり・・・ダウン。
帰宅する羽目に。
その次の日の、練習試合は、出してもらえず。
こういうところが、月歩の高校の良い所です。
苛めや、悪さが発覚すれば、親はどの程度怒られているのかわからないけど・・・
めちゃくちゃへこまされます。笑
いいんです。
だって、一方的な指導を受けているわけじゃなく、ちゃんと事実関係をはっきりさせたうえで、やってくれるし。
何より、まかどミニバス同様、出席が最優先。
その次に、フィジカルや、ファンダメンタルの評価。
そして、培ったスキル。で、最後に身体的才能。
どんなに月歩がセンタープレーに特化してても、彼がファンダメンタルや、フィジカル練習を途中で抜ける様な事があれば、試合で使ってもらうことはできません。
私は、顧問の話を聞いてないので、わからないですが。
なんとなくですけど、そんなことはわかりますよ。
一つだけですよ。
一生懸命やってる子たちに失礼だから!!
こういうことです。
ほかの高校もそういう方針のところは多いです。
故障者、持病持ちなどは、本当に大変なスポーツです。
けど、普段の練習を休まず、一生懸命やってくれるのであれば、下手でも使ってもらえます。
チーム内での、上位競争は、上記条件を満たした中で、争われますが・・・。
いやはや大変のは確か。
だって、培ったもので勝負することになるから。
さらに、高校から始めた子たちのスキルと、ずーっとやってきた子たちのスキルの差は歴然ですが。
じゃぁ、どこで見るのか?
月歩達の顧問の先生は、本気で、ガッツ力。やる気、負けん気、くじけない気持ちを評価してくれます。
バスケ頑張るんだ!!!俺!!っていうのを、確実に評価してくれます。
今まで、ずーっとスタメンでやってきた月歩さんですが。
体の成長が追いついていない事がわかり、トレーニングを週3回でやることになってしまったのですが。
もともと、体が大きいので、その大きさに、心臓と肺がついていけないんです。
運動も好きじゃないですから、なおさらです。
そこを、トレーナーさんが、いってました。
成長線がなくなっても、10センチ伸びる人がいると。
で、月歩は今まで筋肉がついてない状態で、ここまで伸びたので、成長線は、普通に成長過程で消えたんでしょうけど、スポーツの動作で、開く場合がある。(0じゃないという事)
だから、少し、心拍強化と、肺活量UP、そして、ジャンプ力強化。
これをメインに、週3回やることに。って話になりました。
それでスタメンが取れるのかって言えば、取れません。
休まず、びっちり部活をこなさなければ、出場はないです。
だから、まずは、倒れない事を目標に、筋力UPを目指していこうと、トレーナーさんに言われたのですが・・・。
本人・・・大丈夫なのか?
寝てばっかり・・・。
ホント、寝てばっかり・・・。
たまに、全裸で寝てる時あります。笑
エンジンかかるのが遅い子ですから(うざっ!)まじ、ぶっとばしたくなりますが。
でも、コーチは、この子の活躍がみたくてしょうがない。笑
この子が、コートの中で皆を笑顔にさせるプレーをしているところを見たいんです。
この子が選んだ、バスケのありかたを見たいんです。
下手でも、どんくさくても、しょーもなくても、まじめに部活動に取り組んでたら、笑顔がでるっていうところをみせてほしいんです。
だから、母としてやれることは、心臓疾患の検査を受けさせ(遺伝性なのか?そうじゃないのか?)体力UPを目指し、筋トレに付き合うことしかできません。
トレーナーさんに、時を間違えると、ここでストップしちゃいますよ。っていわれました。
過剰な筋トレは、成長を止めます。
過去の過剰なトレーニングはどうですか?と聞かれ・・・・。
「彼は、筋肉がついたことがないです・・・」と・・・笑
のらり、くらりでやってきたので、腹筋が割れる事も、足の筋肉がつくことも、腕にぼこーって筋肉がつくことも一切ないこです。
けど、コートからコートの端まで、ボールは飛ばせるし、40分走る事もできたんです。
ちゃんとやってれば、こうはならなかったはずなんです。
母がコーチで、中学部活も、母がかかわっていたから、なおさら言うことも聞かず・・・この様だったので、大丈夫だと思うんですけど、どうでしょ?
私が間違ってたのなら、もう伸びないと思いますが。
私の見立てでは、このトレーニング途中で、確実に10センチ伸びる気がするんです。
中学バスケの顧問も、そういってくれて、まだ成長段階で一度ストップして、横についてからの、伸びが大きい子だから。って。
けど、約2年で、1センチか伸びてないんですよね。って話をしたら。
トレーナーさんも188cmでずっと大きかったみたいですけど。
高校部活で、やはり10センチ伸びたと。
可能性はゼロじゃないけど、もしかしたらゼロかもしれない。
けど、やらなきゃ、部活動を全うするのは難しいでしょうって。
じゃぁ、どうする?病院に頼り、時間を使いながら、2年でスタートするのか?(もうその時には青春終わってますよ。)
トレーナーさんを信じて、スポーツカリキュラムを受けるか・・・・。
まぁ、母の方針は決まってます。
一刻も早く、彼をスポーツマンにさせます。笑
カリキュラムには、100万近くかかりますが・・・
彼のプレーで笑顔になる方がいるなら、惜しみません。
絶対、やらかしてくれます。
彼の表現で、笑顔になる方が、絶対いてくれると信じて、私は時間とお金をかけます。
お金をかける事で、何か得られるのか?ってなれば・・・
得られないです。
彼がその先で、頑張らなければ、無意味な感じになります。
けど、道端で倒れる事も、ダッシュメニューで倒れる事もなくなると信じて、つきっきりとはいかないけど、私は親として、コーチとしてできる限りをやってあげたいので。
これで、遺伝的な心臓疾患なら・・・
私の責任です。
彼の体格、身体的不具合があるのなら、すべて私の責任です。
だから、病院での心臓検査ももちろん、うけにいかせようと思います。
私も、月歩も、くたばるなら、コートの上です。
病院や、トレーニング中じゃないです。
だから、できる限りの事をやって、前に進み、スタメンをゲットできるよう、頑張らなきゃなって思います。
心臓疾患があるから、バスケできないとか、スタメン無理だとか言われたら・・・
彼は決して悪くない。
私が、彼のバスケを終わらせます。
顧問が使う、使わないの前に、私が辞めさせます。
私は、6歳からバスケを初めて、今のいままで、バスケに関わってくれた人たちに恵まれました。
だから、わかってます。
心臓にどれだけ負担がかかるか。
どれだけ、筋力がないと無理なのか。
私が経験者だからです。
きっと、途中離脱の可能性もあるかもしれませんが。
最後の最後まであがいてやろーって思います。
その結果、心臓疾患がみえたのなら、彼は大学に行き、好きなことを学べばいいです。
実のところ、その覚悟はもうしてるんですけどね・・・
けど、どうしてもあきらめたくない、親のエゴなんですけど。
共倒れ覚悟で、挑む、このバスケ人生ですけど。
こういう状況は、誰にでも起きうること。と、心療内科の先生がいってました。
心臓疾患、肺、喘息は、ストレスと環境が大きく影響するため、誰にでもおこることですから。って。
慰めになってないんですけど!!!
ゆっくり病院と向き合い、早急にトレーナーにゆだねたいと思います。
やっとバスケが面白くなってきた月歩に、私は・・・・体の不具合を与えてしまったのか・・・・
心が折れそうで、ほんとしんどいです。
頑張れなんて、まじで誰にも言われたくない。
もう、すでに9年頑張ってるよ!!!
安易に応援もいらない。
もし、応援してくれるというなら、彼が立つ、コートの上を応援してください。
夏はじまったばかりで、こんな冷めるような話ですけど。
私は、月歩のバスケの様が好きだし、上出来すぎるほどの息子ですから。
無論、日向もです。
この夏、まじでがんばれるか、不安だぁ~。気合いだな、気合。